#4「上達する方法は○○○の考えを持つこと」

B!

ドラム上達に必要なマインドは単純明快。

【今回の対象ドラマー:エンジョイドラマー】

このシリーズではサラリーマンとして生きながら、プロドラマーとして活動している「つじかずや」のドラムメソッドを公開したいと思います。

「つじかずやのドラムが上手くならないメソッド(仮題)」

具体的なメソッドの前に、「つじメソッドを行う為のマインド(精神)・考え方」を理解してもらう事を重要視しています。

具体的なメソッドは後に出てきますので、焦らず待って頂ければと思います。

っというか、この「マインド・考え方」をある程度理解すれば、多分、人によっては一気に覚醒するかもしれません。

今回は「上達に必要な考え方」がテーマです。

前回の内容にも関係する事なので、前回の記事も後で読んで頂きたい。

マインドの話をしてるのには意味がある。

ドラム上達系の情報サイトとしては、マインドから話をしまくるのは、なかなか珍しい事だと思います。

でも、かなり重要な事だと思っています。

例えば。

・体力がつくから100mダッシュを10本する。(って、ネットに書いてあったから)

一見、意味があると思いますが、問題は体力がつく=なぜ100mダッシュが10本なのか。

別に泳いでも、自転車漕いでも、体力がつけばそれでいいと思うのです。

あくまでも「つじメソッド」なので、つじがどう考えているのか。

これが大事になります。

このマインドを理解して、自分に置き換えるだけでも、実はドラムが成長する可能性は大いにあります。

ドラム上達に必要なマインドは・・・・

さて、前回までかなり長い文章になってしまっているので、なるべく短く書きたいと思う。

ドラム上達に必要なマインド。それは。

「プチ成功体験を積み重ねること」

です。

うそやん。
プチ。なんか可愛い響きだな♪

つじ
なんかこう・・・インパクトのある事を言いたいんだよねー。

ハムちゃん
それ・・・インパクト無い様な・・・。

プチ成功体験を積み重ねること

もっと噛み砕いと言うと・・・。

「ゴールから考えるのではなく、スタート地点から、自分がどこまで出来たか。」

こういう事です。

大きな目標を達成する前に、まずは目の前の小さなハードルを越えていきます。

その小さなハードルを越えて行く事で、ゴールに近づきます。

私は"プチ成功体験"と呼んでいます。

失敗して快感って人はいないと思います。(いたらごめんなさい)

成功を重ねる事で、自信が付くだけでなく、前回の記事に書いた。

「自分を認める」

という行為に取り組みやすくなります。

具体的な例

※私が実際にやっている方法です。

例えば、とあるルーディメンツを叩ける様に練習するとします。

期間は1ヶ月とします。

・とあるルーディメンツ(テンポ100)

最初の3日間は、超スローテンポで1打1打、フレーズを確認しながら叩きます。
※メトロノームはつけません。

次の3日間は、メトロノームでテンポ55〜60くらいの間で叩く。

また次の3日間は、テンポを5くらい上げていく。

これを繰り返します。

この時に、漠然と叩くのではなく目標を設定します。

例えば、「次の3日間は、メトロノームでテンポ55〜60くらいの間で叩く。」の時。

1日目はテンポ55で、10回中2回叩ける様になる。
2日目はテンポ60で、10回中5回叩ける様になる。
3日目はテンポ60で、10回中8回叩ける様になる。

成果をちゃんと自分で把握する事です。

どうしても10回中10回を、その日の練習で目指そうとします。

大事な事は1ヶ月後に叩ける様になる事です。

要するに、自分の今日の目標を決めて、それが達成できたら練習を止める事です。

私の経験上、これを繰り返していたら難易度にもよりますが、1ヶ月掛からず叩ける事がほとんどです。

期間はあえて長く設定する。

これもポイントです。

一番の狙いは認める事と習慣

私が学生の頃は、毎日8時間以上練習していました。

しかし、サラリーマンとして働いている以上、そんなに練習時間は取れません。

平日は1時間ハンドトレーニングが出来れば良いでしょう。
出来ない時は20〜30分程度です。

土日は多少練習出来ても、2〜3時間くらいです。

しかし、学生の頃よりも上達スピードが上がっています。

それは「習慣と認める事」が大きいです。

時間がないからこそ、今日の練習の目標をハッキリと決めます。

しかも、高い壁ではなく、小さい壁にします。

つじ
今日は20分だけハンドテクニックの練習したけど、昨日よりテンポ5速く叩ける様になったからOK!練習おーわり!スコーン食べよ。
※社会人になりたての頃。

その壁は超える壁でなくてもいいです。

※練習時間があまりない時。

つじ
昨日と同じテンポで叩けた。よし、技術レベルは下がってない確認が出来たぞ!
※社会人になりたての頃。

ただ練習する習慣を身に着けるだけでなく、今日のプチ成功体験を実感する事です。

それは短い時間でも良いのです。

エンジョイドラマーの方は、まずは自分の成功体験を積み上げる事です。

ゴールのテンポが叩けなくてストレスを溜めるより、小さな目標を溜めてください。

一見、遠回りに感じますが、確実に上達します。

もちろんアマチュアドラマーの方も同様です。

まとめ

今回は、私の実体験も交えました。

多くのドラマーをレッスンする際、意外とプチ成功体験を感じていない方が多いです。
練習は時間ではないです。なにを目標にして日々をクリアするかです。

こういう考え方をする様になったのが、サラリーマンとして行きながらプロレベルの活動を出来ている秘訣です。

それでは、次回は来週の金曜になります。

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