35歳ドラマー。はじめてラックでライブする。

B!

ご機嫌いかがでしょうか。
つじです。

7月27日。汐留BLUEMOODにてMAIDEN CALL-Phantom-のライブがありました。
今までこの日のライブに向けていろいろと機材チョイスに頭を悩ませてきました。
特に!今回は初めて「ラック」に挑戦してみましたし、3タム・2フロアを使ったライブでした。

今回は機材的な側面でどんなライブだったのか。そして、ラックは良かったのか悪かったのか。そんな事を書いていこうと思います!

機材セット

機材セット
バスドラム
22"×18"
フロアタム
16"×15" 14"×13"
タムタム
12"×9" 10"×8" 10"×7"
スネア
菅沼孝三シグネチャーモデル2nd
シンバル
K Custom Dark HiHat 14"
K CONSTANTINOPLE MEDIUM RIDE 20"
K CONSTANTINOPLE CRASH 16" 18"
K EFX 18"

当初はサブバスドラ・サブスネアも使う予定だったが、リハーサルを重ねる中で今回は不要という事で使いませんでした。
個人的に近年よく使うのが、K EFX 18"。
元々は重ねシンバルとして利用する予定だったが、単品で使ってます。チャイナシンバルに似た響きですが、繊細なタッチで叩くと美しい余韻で非常に気に入ってます。
バラードなんかでも効果的な音になりますが、油断して「ジャーーーン!」っと叩くと台無しになります・・・w

今回、タム類はアサプラのS2Liteのコーテッドを使用しました!一枚だけクリアがありますが、それもS2Liteです!
柔らかい音色でありながら豊かな響き、手に伝わる繊細なタッチ感が今の私のイメージに合う!っという事で、アサプラまで行き選定してきました!

ラックにしてどうだったのか?

結論から言うと。
ラックにして良かった!
やはりセッティングの容易さは筆舌に尽くし難い。なんて言い過ぎかもしれませんが、ラックを組み立てたら後はパーツを挿すだけ。
この利便性はスタンドにはない良さだと思います。
重量も思いの外軽い印象です。ハードウェア搬入の負担もかなり軽減されました!
シンバルスタンドが倒れるなんて事もないですから、プレイ時に不安がないのは大きなメリットの1つかも知れません。

サウンドはどうよ?

多点ならではのプレイということで、これ!
単純なタム回しですが3タム2フロアということで、スネアを挟むことなく綺麗にタムだけで音の階段が出来ます!

ちょっとバラードな曲も。タムの響きや前述のシンバルの響きも聴いていただければと思います!

最後はドラムソロで!激しく叩いてもS2Liteはキビキビと反応してくれます!

最後に

今回のライブの為に私自身、今までのプレイスタイルや考え方を見つめ直してみました。
これで終わりではなく、これからも見つめ直していく事になると思います。
今まで20年近く、一つの価値観でドラムセットを考えていたのです。
「一度変えてみる事で更なるサウンドの変革があるのでは。」
そう思ってラック化や太鼓を増やすなどしてきました。
しかし実行するのは難しいと言うか、私には大きな決断でした。
今まで培ってきたものを変える訳ですから。それをすぐ出来る人間ではないので、他の人よりも時間が掛かります。
これからも頭を悩ませながら、自分が出せる音を追求していく事になると思います。

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