ご機嫌如何でしょうか。
つじです。
様々な場所で演奏する様になり、プロアマ問わず、ミュージシャン仲間が年々増えていきます。これが、ドラムを辞められない理由の1つでもあります。
そんなミュージシャン仲間から、ライブ出演の依頼が来る事があります。
近々ですと4月30日に千葉の林檎さんで、昭和歌謡曲パーティーというライブに出演します。(ちゃっかり宣伝)
私はドラマーとして参加しますが、中にはプロミュージシャンとして活躍されている仲間も出ます。
普通、ライブといえばバンドとして出るものですが、こういったプロミュージシャンが混ざっているライブの場合だと、必ずしもバンドといった形式でもないものです。
形態としてはバンドなのですが、多くの方が想像するバンドとはちょっと違います。
今回は、その違いをざっくりと説明したいと思います。
バンドといえば、メンバーを集めて何かしらの目標を立てて定期的に活動をする。
例えば、目標はメジャーデビュー!武道館でライブ!といった様な。
感覚的には、一つのチーム。といった感じでしょうか。
しかし、4月30日の場合はちょっと毛色が違くて、ライブをするという目標はありますが、それを定期的に行う。必ずしもそういう訳ではないです。
簡単に言えば一夜限りのバンド。こう言えば分かりやすいかと思います。
もう少し噛み砕いてみましょう。
発起人。もっと分かりやすく言えば、言い出しっぺが企画自体を練ります。
そして、日程が空いてそうなミュージシャンを探します。
メンバーが集まったら、譜面などを配ります。
最近ですとメールでのやり取りが主流かと思います。
規模にもよりますが、おおよそ1〜2回程度のリハーサルを行います。
そして、本番当日を迎えます。
今回は、いわゆるライブハウスではなく、飲食店がメインのライブスペースでの演奏になります。
むしろ、こういった場所での演奏が、我々はメインになります。
なぜライブハウスで演奏しないのか。それはまた今度書きたいと思います。
今回の様な飲食店+ライブスペースがある会場の場合、必ずしもこの限りではありませんが、大体以下の感じになります。
1stステージ 1時間
休憩
2ndステージ 1時間
計2時間ステージ
っと、なります。
いわゆるワンマンライブです。
なので、当然演奏する曲数も多いです。イベント次第ですが、少なくとも10曲。多いと20〜30曲を演奏したりします。(もっと多い場合もあります。)
そして、本番を終えると、何事もなかった様にメンバーは家に帰ります。
もちろん、本番を通してこのメンバーでの演奏は凄い良い!っと思えば定期的に活動しよう。っといった話にもなりますが、そうでない場合もあります。
そしてまた、他のミュージシャン仲間からライブに出てくれないか?っという話を受けて、次のライブに向けて準備を始めたりします。
私が最近行っているプロジェクトで、つじセッションというライブがあります。
これも、僕が演奏してみたいなー。っというミュージシャンに依頼をして行うライブです。
この、つじセッションでライブをして、凄いおもしろい!っと思って結成したバンド(この場合のバンドは、定期的にメンバーの入れ替えは無し。っという意味合いのバンドです。)がTriskです。
特にオチも何も無い話ですが、音楽に興味の無い方はこういう背景がある事も知らないかと思います。
一期一会。その日会う新たなミュージシャンと、その時にしか出せない音楽。
それもまた芸術だと思います。
ご来場してくださる皆様に笑顔になって欲しくて、僕らは今日もどこかで演奏をしています。僕はタイピングしてるけどね。