ご機嫌いかがでしょうか。
つじです。
「オレにアルバム語らせてくれ」の2枚目はDeep Purpleのベスト盤をさらに厳選した14曲にまとめた「Purple Chronicle The Best Selection」だ!
前回の椎名へきるさんのアルバムから一体どういう流れでDeep Purpleなのか。私とDeep Purple。ちょっとの間、お付き合いくださいませ。
Contents
Deep Purpleを知ったキッカケ。
前回の椎名へきるさんから続く話であります。私は椎名へきるさんのファンクラブに入会してまして、とあるインタビューで。
「ロックが好き。リッチー・ブラックモアのギターが大好き!Deep Purpleが大好き!」
なぬ?ギターが好き?Deep Purple・・・?なんぞそれ?っと思った訳です。
今まで音楽なんて全く興味もなく生きてきた中学2年生。何となく流れるヒット曲くらいは知っていましたが、音楽好きという訳でもありませんでした。
当然、洋楽なんて全く知らないですから、Deep Purpleなんて単語は聞いたこともありません。
Deep Purpleを・・・買えない!!
私がラッキーだったのは家の近所にレンタルCDショップがあったこと。(当時はツタヤじゃなく・・・名前忘れましたが・・・)
さっそく噂のDeep Purpleを探しに行きました。置いてあるアルバムに、いまいちピンと来なかったのでもう少し離れた所にあるCDショップに行きました。
すると「Purple Chronicle The Best Selection」がありました。
「ベスト盤だし間違いないだろう・・・。」
っと思ったのですが、中学生のお小遣いで聴いたこともないアーティストのアルバムを買うのは勇気が入ります。
手にとっては置き。手にとっては置き。を何度繰り返したでしょうか。
(大好きなへきるさんが良いって言うんだから・・・)
何度も自分に言い聞かして、ようやくお買い上げー。でした。長かった・・・。
Deep Purpleを聴いてビックリ!
1曲目は不朽の名曲「HighWay Star」
おお・・これは!なんだか聴いたことあるぞ!なんて思いながら聴いていたのですが、次第に得も言われぬ高揚感と言いましょうか。知らなかった世界を1秒1秒と知っていくドキドキ感。味わった事のない世界。
中学生だった和也少年は、これを聴いているだけで不思議と大人になった様な気分さえしていたのだ。
今まで聴いてきたポップスとは明らかに違う。日本のロックソング(兄がかなりロックが好きだったので)も聴いていましたが、それとも違う。
まぁ。。今となっては年代が違うからね。なんて思うかも知れませんが、当時の私には魅惑的に感じたのです。
なによりビックリしたのが歌詞カードだった。
「な・・・日本語訳・・これであってるのかな・・・。」
知らない方は名曲「Smoke on the Water」を聴いて、その日本語歌詞を調べてみよう。
ギター少年和也の誕生!
アルバムを聴いているうちに、次第に聴いているだけでなく、演奏してみたいという欲求が湧いてきたのだった。
当時私は野球部にいたのだが、もうポンコツというか、全く活躍することが出来ずに苦しんでいた。何か光を求めていたと思う。
「よーーし。Deep Purple聴いて、へきるさんが好きだっていうギターをやろう!そうだ!ギターをやろう!」
ここでギター少年和也が誕生したのであった!
そしてアルバムは名曲中の名曲「Burn」に突入した。
「この曲、テレビで聴いた事ある!かっけー!!これギターで弾ける様になれば・・・うしし・・へきるさんに会えるかもしれない・・!ししし・・・!」
中学生の妄想とは、かくも豊かというか何と言うか・・・。
聴きながら知りもしないエアギターをしながら、曲はギターソロへ突入する。
リッチー・ブラックモアの早弾きが炸裂する!当日の私でもその技巧に驚愕するのであった。
「だ・・・ダメだ・・・こんなの人間技じゃないよ・・・オレ・・・すげー不器用だから、こんなの出来る訳ない・・・。」
ボタン縫いすら出来ない和也少年は、この時ギターを諦めるのであった。ギター少年和也・・・完!
ドラム少年和也の誕生!
さっきの使い回しじゃねーか!っというツッコミは聞かない事にして。
ギター少年和也はものの数分で夢散った訳だが、どうにもこうにも楽器をやってみたい欲求は止められない。
何となくもう一度「Burn」を聴いていると・・・。
「あれ・・・なんか。。ドラムなら出来そうじゃね?楽譜読めなくても出来そうだし。」
なんたる無知!!これはヒドイ・・・笑
こうして妄想と無知がドラム少年和也を誕生させたのである!
Deep Purpleは間違いなく必聴である!
なんだか良くわからないブログになってしまったが、まぁ。。こんなくだけたアルバム紹介ブログがあってもいいじゃない!笑
冗談はさておき、Deep Purpleは間違いなく世界のロック史に大きな影響を与えたバンドである事は誰もが認めるところだ。
最近ではロックバンドやっているが、Deep PurpleはおろかLed Zeppelinすら聴いた事ないというバンドマンもいる。
おお・・・神よ・・・。まぁ、確かに今はたくさんバンドあるからね、一体どこまで聴いて良いのやら状態なのも分かる。
なので!もしDeep Purpleをシラネ。っという方がこのBlogを読んでいたら、絶対に「Purple Chronicle The Best Selection」は必聴だ。
確かにサウンドは今風ではないが、きっと貴方の心のエンジンに火をつけてくれること間違いなしだ!