中学時代の不思議な体験

ご機嫌いかがでしょうか。
つじです。

中学時代、野球部の練習に明け暮れていた頃。
ささやかな楽しみは、たまにやってくる日曜日の練習が休みの日。前日からワクワクしていたのを覚えています。
私は一人で千葉に行くのがお決まりでした。別に何を買う訳でもないのですが、地元にはない高い商業ビルの数々。
買う訳ではないですが、オシャレな服を見たり、CDを探してみたり。
ただあの日は何だか違う日でした。

突然映画をみたくなる。

ある日。あてもなく千葉の街をブラブラとしていたら、今はない千葉パルコの近くのビルに。
「本日映画2本見られます。」
的なビラを見つけました。いつもならスルーするのですが、その時は妙に惹かれたのを覚えています。
ハッキリは覚えてないのですが、3階か4階のフロアが映画館の様でした。
その時の映画は「バグズ・ライフ」と「パッチアダムス」でした。
たまたまですが、パッチアダムスは見たかった映画だったので、1本おまけで映画が見られるならラッキー。っと思いビルの中へ。

誰もいない映画館

私の両親・兄も千葉に詳しいので、私も千葉の事はソコソコ知っていました。(よくブラブラもしてましたし)
しかし、こんな所に映画館なんてあったっけ・・・?っと妙な不安感がありました。
あまり綺麗なビルではないのですが階段を上がっていき、ドアを開けてみます。

ロビーというにはあまりにも小さいですが、確かに映画のポスターなど貼ってあります。
受付があったので映画を見たいと言うと、ちょうど始まると言う事で案内された部屋へ。
ハッキリは覚えてないですが、20代後半のやる気の欠片もないオニーチャンでした。

案内された部屋は50人も入らないだろうと思う程に小さな部屋でした。
観客は周りを見渡しても私一人。
本当に映画か始まるのか不安でしたが、しばらくすると何事もなかった様に映画が始まります。

「バグズ・ライフ」から上映し、見終わった後にトイレへ。やはり誰もいない。
その後「パッチアダムス」を見終わったのですが、やはり帰る時も誰もいない。
受付にいたオニーチャンもいない。なんだか不思議な感覚を覚えつつ、映画館を後にしました。

誰もいない映画館へもう一度

しばらくして、休日の日曜日。
どうしてもあの映画館の事が頭から離れません。
帰宅した後に兄にも聞いてみたのですが、そんな映画館聞いた事も見た事も無いと・・・。

私はもう一度あの映画館に行ってみました。
しかし、いくら探してもあの映画館はおろか、ビルすら見つけられない。
それらしいビルを見つけたのですが、映画館ではなく昔からやっていそうな飲食店が入っていました。

20年が経過して、さすがにもうあの映画館は存在していないと思います。
今でもこの辺りだったという記憶だけはハッキリと覚えています。
しかし、千葉に詳しい方に聞いても映画館は無いと言います。

果たして、私はどこで映画を見たのだろうか・・・。

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