DTX-PROモジュールは別次元の臨場感を実現!DTX6シリーズを選ぶ最大の理由とは!

一新されたDTX-PROモジュール。別次元とも言える演奏の心地よさを実現!
ヤマハから「DTX6シリーズ」がリリースされる。
電子ドラムの需要は年々増加し、その機能は目覚しい進歩を遂げている。
電子ドラムにとって非常に重要になるのは「モジュール」だ。
モジュールは「部品」「他のものと組合せて使う」等の意であるが、簡単に言えば電子ドラムの「心臓部」だ。
このモジュールの性能で、電子ドラムの音色や機能が決定されるといっても過言ではない。

ヤマハは現在、フラッグシップモデルのDTX900・シンプルながら高品質なDTX700がトリガーモジュールとしてラインナップされているが、
ここに今回新たにDTX-PROがラインナップに加わる事になった。
このDTX-PROモジュールをセットにしたのがDTX6シリーズだ。

今回ご縁があり、まだ店頭にも並ぶ前のDTX-6シリーズを試打する事が出来た。
ご担当者のTさま。いつもありがとうございます。

今回は短い時間での試打ではあったが、DTX-6シリーズを試打した感想を紹介したいと思う。
電子ドラムの購入を考えている方、ヤマハの電子ドラムを愛用している方は要チェックだ!

ツインペダルとスツールが付属する豪華仕様

まず今回試打を行なったのは「DTX6K3-XUPD」と呼ばれる上位機種で行なった。

こちらの機種は何とヤマハのダブルチェーンのツインダル「DFP8500C」とスツール(椅子)「DS750」が付属するのである。
ハイハットスタンドも同梱されるという。まさに箱を開けたら全てが揃っている構成なのだ。
DFP8500Cは私も長く愛用していたツインペダルだが、プロの間でも非常評価の高いペダルが付いてくるのは衝撃的だ。
自社でハードウェアも開発しているヤマハだからこそ実現出来ることだ。
「ツインペダル、もう一つ欲しいんだよな。」
そう思っているドラマーは、電子ドラム付きツインペダル。ツインペダル付き電子ドラム。DTX6K3-XUPDはオススメだ。(強引だな。)

その他もモデルでも、ペダルとスツールがセットになっている。
尚、ツインペダルが付属するのは「DTX6K3-XUPD」のみとなる。

DTX-6シリーズはセット構成の型番がなる。
詳細は以下のヤマハのサイトを確認して頂きたい。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/drums/el_drums/drum_kits/dtx6_series/products.html#product-tabs

シンバルの余韻がクセになる。DTX-PROの心地よい臨場

現在私はDTX500を使っており、もう使い始めて10年近くが経過している。
なので、現行のヤマハのモジュールの音の響き方は体に染み込んでいると思う。

私が試打をして一番に感じたのは、実際のシンバルを叩いた時に感じる周りの空気感も再現している感覚だ。
まさに「臨場感」だ。
スネアやタムも同様だ。音の立ち上がり、余韻までも奏者に提供してくれる。それが「DTX-PRO」だ。
プリセットの音色もDTX500よりも忖度抜きに格段に向上している。

試打をした際に感じたのだが、シンバルパッドは現行のシンバルパッドと変わりはないのだが、打感が柔らかくなった様に感じた。
あくまでも個人の感想ではあるが、音の響きが向上した事で本物のシンバルと錯覚を起こしているのかもしれない。
自然な音の響きが、手に伝わる感覚さえも変えるのかもしれない。非常に興味深い。

生ドラムを叩く事が多いドラマーであれば、生ドラムの響き方。
電子ドラム中心にプレイをするドラマーであっても、今までのモジュールとは違う音の響き方を感じるだろう。
DTX-PROは、今までのヤマハ電子ドラムのモジュールとは別次元の臨場感を実現しているのだ。

ヤマハの公式サイトでも以下の様に説明があるので、紹介する。

DTX-PROに内蔵のアコースティックドラムサウンドは、すべて著名なスタジオで収録された本物のサウンド。さらに、そのスタジオでのみ生まれる本物のアンビエンス成分も収録しました。

一流のヤマハアーティストによる演奏を、プロのレコーディングエンジニアが収録しミキシング。そして電子楽器開発のプロフェッショナルであるサウンドディレクターが音の立ち上がりから消え際まで贅沢に活用しました。

サウンドメイクを直感操作!KIT MODIFERは創造の愉しみがある

今回のDTX-PROは音の響きがポイントであるが、KIT MODIFERも注目ポイントだ。
モジュールの一番目立つ位置にある3種類のノブ。

この3種類のノブを回す事で、ドラマーが思う自分好みのキット音色を直感操作で調整出来るのだ。

決まりきったドラム音色でプレイするのではなく、響きや音の粒の揃え具合、エフェクトの掛け具合を自由に調整出来る。
ノブを回すだけで音色に反映されるストレスフリーな構造は、ドラマーの没入感を誘う
実際に試打をする際に、KIT MODIFERで様々プリセットのドラムキットの音色を調整してみたが、単純に楽しい

「この曲ではコンプ掛けようかな・・。こっちではエフェクト強めにしようかな?」
今までもこの様設定は出来なくもなかったのだが、直感操作でノブを回すだけで出来るので「とっつきやすく」なっている。
これは現在EAD10を使っているユーザであれば、同様の機能があるので抵抗なくKIT MODIFERを使う事が出来る。

DTX-PROのマニュアルにはKIT MODIFERの説明が簡潔に書かれているので一を勧める。
え?どんな項目があるか教えてくれ?
分かりました。ザックリではあるが、KIT MODIFERで出来る3種類を紹介する。

  • ・AMBIENCE(マニュアルだと[ANBIENCE]ノブとMとNの誤植がある。これ、ワシ発見!笑)
  • →残響感、空間の広がり方を調整

  • COMP
  • →音のツブの整え方・音の迫力の出し具合

  • EFFECT
  • →エフェクトのかかり具合
     →エフェクトの種類とかかり具合はさらに詳細に設定可能。(マニュアル参照)

実際に試打る!叩かずにはいられない!

現在、ライブ配信で電子ドラムを使った配信をヤマハのミキサー「AG06」を使用して行なっている。
配信時と同じ環境で、DTX6K3-XUPD⇄AG06→iPhoneで動画撮影を行なった。

【試打る!ドラムのみの演奏と少しだけ曲に合わせて】

【試打る!曲に合わせて】

叩く側の強弱に対しても従来のDTXシリーズ同様にしっかり反応してくれるが、臨場感を増したDTX-PROはさらに心地よい演奏感をもたらしてくれる。
心地よさは人それぞれであるが、意図した音が出る事が心地よさに繋がると思う。
そう考えるとDTX-PROドラマーの心地よさを理解しているモジュールだと断言できる。

しかし、ドラマーによって音の大きさなど好みがある。
その際は各パッドの音量調整などはしっかり行うべきだろう。
DTX-PROのマニュルが既に公開されている。すでにDTXモジュールを使用しているドラマーは一読する事を勧める
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/drums/el_drums/drum_kits/dtx6_series/downloads.html#product-tabs

マニュアルを見てじたのが、従来のマニュアルよりも読みやすくなっている印象だ。
箱から出してそのままの状態で使うドラマーも多いだろう。
確かにそれも悪くないが、一度マニュアルを読みながらモジュールに触ってみる事で新たな発見が必ずある

踏み込む愉しみがあるキックパッドKP90

今回新たに登場したのがキックパッドのKP90だ。現在KP65を使用しているのだが、打感の心地よさは別次元だ。
試打をした際に、もうこのまま持って帰りたくなるくらいだった

3層クッション構造を採用しているらしく、それが打感の心地よさを実現しているそうだ。
私はバスドラム(生ドラム)の打面側を緩めて使っているのだが、そのフィーリングに極めて近い。
是非試打でこの感触を味わって欲しい。柔らかい打感が好きなドラマーは、きっと好きになるだろう。

また、制振性も向上しているとの事だ。こちらは実際私が使用している部屋で検証していないが、
頑丈な作りになっている事で、キックパッドが揺れる感じは全くと言って良いほどに無い

モジュールの操作感はEAD10に近い

試打をしていて感じたのだが、モジュールの操作性がどことなくEAD10に近い。
LEDに表示されるメッセージなどもEAD10に近い。
またKIT MODIFIERもEAD10で使われている操作性なので、余計にそう感じたと思う。
今まで電子ドラムを使ってきた方にも違和感なくDTX-PROは操作しやすだろう。

モジュールの絶妙は大きさと高級感で所有欲を満たす

まず試打ルームでDTX-PROを見た最初の感想は。
「小さいな・・・。」

DTXシリーズのフラッグシップモデルで採用されているモジュール「DTX900」と寸法を比べてみる。

DTX-PROとDTX900の寸法比較
DTX-PRO
303(幅)×196(奥行き)×66(高さ)mm
質量:1.5kg

DTX900
334(幅)×285(奥行き)×96(高さ)mm
質量:3.6kg

それぞれにサイズダウンをしている。

パッド構成的に非常に近いシリーズとして「DTX700」モジュールとの比較も行う。

DTX-PROとDTX700の寸法比較
DTX-PRO
303(幅)×196(奥行き)×66(高さ)mm
質量:1.5kg

DTX700
277(幅)×213(奥行き)×95(高さ)mm
質量:1.5kg

質量に関しては同じであるが、幅以外はサイズダウンに成功しているのが「DTX-PRO」だ。
モジュールが大きいとセッティング時に場所を取られてしまう。
かといって、小さ過ぎてもモジュールの操作性が失われてしまう。

今回のDTX-PROは、大きい訳でもなければ小さくもない。絶妙なサイズ感である。
写真では伝わりにくいが、モジュール自体の高級感もあり所有欲を満たしてくれる。

その他の機能

今回のDTX-PROはiOS/Androidアプリの「Rec’n’Share」に対応との事だ。
これは今回の試打では特に試してはいないのだが、SNSへの投稿をしている方であれば、気軽に自宅から演奏動画をアップ出来る。
また今までにあった練習機能は変わらずにある。

まとめ

DTX-PROは演奏の臨場感が大幅に向上した。音の響きは従来のDTXシリーズは別物と思ってもいいだろう。
またKIT MODIFIERは直感操作による操作性の高さから、「ハマる」ドラマーは増える事が想像できる。
思い切った音色調整をしてプレイする事で、自分の中になかった「もう一人のドラマー」を呼び起こす事だろう。

全体的に操作感はEAD10に近いものを感じる。
EAD10がドラマーの支持を得た大きな理由は「簡な操作性」だろう。
今回のDTX-PROは臨場感ある音色が大きなポイントであると同時に、KIT MODIFIERの直感操作も大きなポイントだと感じた。
細かい調整はどのモジュールでも可能だ。しかし、どれだけのユーザがマニュアルを開いてそれを実現するだろうか

「目に見えて効果が反映されやすいものが直感操作出来る」
これはユーザにしてみればDTX-PROを使う「最大の理由」と言えるのではないだろうか。
個人的な事を言えば、ツインペダルが付く最上位機種は魅力的だ。
電子ドラムのベテランユーザー、より高音質・カスタマイズ性を求めるドラマー、これからドラムを始めたいドラマー。
すべてのレベルのドラマーにとって満足度の高いモジュールが「DTX-PRO」だ

・一新されたモジュールDTX-PROは音の臨場感が格段に向上
・直感操作で自分の好みの音色調整が可能なKIT MODIFIER
・Rec’n’Shareアプリが対応。自分の演奏をSNSへのシェアが容易
・セット購入するとハイハットスタンドやペダルが付属する(付属されるハードウェアは型番により異なるので要確認)

最後に。
静粛性に関してだが、全く打音がしないという電子ドラムはあり得ない。
それはメッシュヘッドだろうが、ゴムパッドだろうが必ず打音は発生する。
新しいキックパッドのKP90はKP65に比べて柔らかい打感により、打音が低音が強い。
それにより静粛性が上がっていると感じるが、それでも一定の打音による音量は出る。
自宅で使用する際は、使用時間・環境をしっかりと決めてトラブルのない様にして頂きたい。

今回はヤマハへお邪魔して試打という贅沢な環境で行なった。改めて担当のTさま。ありがとうございます。

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